24. 腎不全(透析)、C型肝炎を背負って、今日も頑張らなくちゃ。
私が透析に入った時、次男はまだ小学校5年生でした。
その時私の脳裏に浮かんだのは、果たしてこの子が成人するまで頑張れるかという一抹の不安でしたが、次男はどうにか30才の今日を迎えることができました。
その間、脱サラから、病気の夫と小さい子供を抱えてのゼロからの創業に際し、妻は素直には賛成してくれませんでしたが、あなたがそうするならついてゆくわとどれほど支えてくれたことか。
そうは言っても、難病である腎臓病やC型肝炎と日々向き合う中で、とても言葉では言い表せない葛藤や悩みに直面し、透析しながら明るく前向きな人生を過ごすことがいかに大変か思い知らされました。
でも私は、今日まで、多くの人々のお陰で生かされている事に気づいてから、感謝の気持ちを多少抱くことができるようになり、少しばかり生き方が楽になりました。
さて、現代医学は、素晴らしい発展を遂げましたが、一方では、いまだに根治させることが困難な病に直面し、対処療法に終始しています。
特に、私の病気体験のような慢性疾患ではなかなか根治が得られないことが多く、国民はこれらの病気に翻弄されています。
これに輪をかけるように、今後、日本はもとよりアジア、世界中で慢性腎臓病が増え続けるという報告もなされ、国は、本格的な対策を進めています。
私は、自らの病気体験をとおして、幾つかの事を学びました。
それは、どんな病気でも、医者任せではダメだということ、自分の命や健康は、自分で守ることが本当に求められる時代が到来したということです。
そのような中で私は、今日も、同じ病気で悩む方々のご相談に向合いながら、どうか、この方が透析にならないように、そして、ご自身の手で本当の健康を掴んでほしいと祈りながら頑張っています。
そして、命ある限り患者の生の声として、これからも体験談を書き続けてゆきます。
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