慢性腎臓病(CKD)の人に贈るしげき君体験記

『あなただけは透析にさせたくない』 たとえ『透析になっても長生きして欲しい』

慢性腎臓病(CKD)で闘っています 斎藤茂樹慢性腎臓病歴30年の体験から学んだ自己管理のあり方について、多くの同病者からのご相談にのっています。
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21. ついに見つかった眼科医に手術を託して

県内の何ヶ所かの眼科医に、手術の可否を尋ねて廻りましたが、どの先生も首をふってくれませんでした。

本当は、何度も反省するように、思い切って、東京でも名古屋でも手術のできる眼科医を探していればよかったのですが、後悔しても仕方がありません。

勿論、事あるごとに、透析仲間や友人、知人をつかまえては、俺の硝子体出血の手術ができる先生がいたら紹介して欲しいと‥‥。

そんなことを繰り返していたある日、ついに、その手術ができる先生が静岡におられるとの情報が透析仲間から入りました。

早速、妻と二人でその眼科医を尋ねたことは申すまでもありません。

先生に今までこの硝子体出血の手術をしていただける先生を探し続けてきたが、見つからなかったことなど一気に話しまくっていました。

先生曰く、齋藤さん大丈夫ですよ、この手術はできますから安心してくださいと。

この言葉を聞いた時、探せば仏様にも遭えるのだなあ~。そして、物事何でも諦めたらおしまいだということがよく分かった気がしました。

ともかく、何のためらいも無く、この先生に手術をお願いすることにしました。

 

ただ、私の場合、透析をしながらの手術ということもあり、先生も気を配ってくれたようで、夕方6頃、妻が押す車椅子に乗せられて手術室に向かいました。

勿論、目の手術は初めてのことで、どんな事になるのか不安でしたが、手術するほうの目頭に麻酔注射が打たれ、意識がはっきりする中で手術は始りました。

白内障や緑内障などの手術をしたことがある人は経験済みでよく分かるものと思いますが、とにかく、目の奥で繰り広げられる手術の様子が映像のように写っていて、ああ、今度はクスリが入ってくるな、洗浄が始るなと、一部始終が分かってしまうのです。

見方を変えれば気持ちが悪いと言うか、翻ってみれば、先生の処置がしっかり映像で分かるので安心であるとか、人によってまちまちと思いますが、私は、少し不安になり、早く終わって欲しいと思っていました。

ともかく、手術は約2間程度で終了して、最初と同じように妻の押す車椅子で病室に戻りました。

そこで妻や息子と三人で、人生の一生における運、不運や、今度のように助けられる先生に出会えたことなど、互いに納得したような話をしたことが蘇ってきました。

お陰様で手術が成功したため、それまで何度か起こっていた硝子体からの出血もなくなり、あの恐ろしい目の奥の血液タラタラに遭わなくて済むようになりました。

ああ~、感謝感謝。

 

 

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プロフィール

斉藤 茂樹

1944年8月 福島県会津若松生まれ。
 大手医療器メーカーに籍を置き品質管理業務等に従事するも、慢性腎臓病のため退職。
 その後、自らの病気体験を活かして、腎臓病者用食事療法食品販売店を創業。
 現在は、透析を続けるかたわら、慢性腎臓病やC型肝炎時における自己管理アドバイザーとして延べ1000名近くの方々のご相談に向き合っている。
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このような方のお役に立ちたい

  • 持続的に尿たんぱくが出ていてこの先不安
  • 慢性腎炎(慢性腎臓病)と診断された
  • 糖尿性腎性になってしまった
  • 食事療法が必要だと言われたがよく解らない
  • 腎機能(クレアチニン値)が正常値の上限を超えてきた
  • このままだと透析になると宣告された
  • 透析を少しでも先に延ばしたい

私の主張

【慢性病や生活習慣病の予防や改善は、日頃から、自然治癒力や免疫力を高めるための自己管理が最も重要になります。】
現在の医療・健康環境下から、いづれ近いうちに、病気の予防、改善(治療)は、一人一人の自己責任(自己管理)に委ねられる国策になるものと思っています。
これらの現実を、私自身の長い病気体験から日々訴えてゆきたい。(特に、根治が困難で国民病と言われている、慢性腎臓病やC型肝炎の皆様方には私の主張や体験談に耳を傾けていただきたい。

著書

あなただけは透析にさせたくない

メディア掲載

沼津新聞 平成20年2月7日号より
中日新聞 平成19年8月3日号より
その他メディア掲載
  • 静岡新聞
  • 中日新聞
  • 沼津朝日
  • 夕刊フジ
  • 産経新聞
  • 朝日新聞 等

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