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17. 親の姿を見ていた子供達の姿に涙して
私がサラリーマンだった頃は、経済的にも多少余裕のある生活で、妻や子供達にも大きな心配をかけることなく平凡な家庭でした。
それが、突然、病気のためとはいえ、会社を辞めて、自営の店を開くことになってからは、どれほど妻や子供達に心配と苦労をかけたことか時々心の中で詫びる日もありました。
特に、透析を宣告された頃は、次男がまだ小学生の低学年であり、この子が成人するまで果たして生きれるのだろうかと悩んだり、いや、絶対に生きねばならないと言い聞かせる毎日でもありました。
そんな頃、地元の新聞に、次男が書いた作文が佳作に入賞して、その文章が新聞に掲載されました。私は、その新聞を読んで涙しました。
そこには、子供達の目で、私が透析と言う病気になり、そのせいで、会社を辞めて、お母さんとお店を開いて、自分達を育ててくれているという、子供ながらの心情がそこには切々と綴られていたからです。
その後、二人の子供達も無事に成人し、ともに、良き伴侶に恵まれたことを妻ともども感謝しています。
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