14. 肝硬変と脅かされて入院(輸血による感染らしいと知らされて)
このころになると、確か、そけい部の一時的な増設シャントが外れ、自分の左腕に増設した自前のシャントが利用できるようになり、風呂にも入れるようになっていました。
勿論、退院して、一日おきに、透析のため通院するという人生が始ったのです。
身体も透析になれ始めた頃、私の希望は不安に変わる事態が起きました。
それは、透析に慣れ始めた頃から微熱など予兆はあったのですが、定期的な検査で肝機能の数値が高くなりはじめていてどうもおかしいと透析の若い主治医が言い始めたのです。
しかも、もしかしたら肝硬変かも知れないので入院して様子をみましょうと言い出したのです。
今になって分かったことですが、当時は、厳密にC型肝炎の区分けが確立していない頃で、どうも輸血の血液にC型肝炎に汚染された物が混じっていたようで、私もこれによって汚染されてしまったのです。
昔から言うところの泣き面に蜂とはまさにこのことで、私は、一瞬途方に暮れたことはいうまでもありません。
ともかく、腎不全のうえに肝硬変になったら長生きできないので、死にたくないから入院することにしました。
1人で店のやりくりを任せる妻のことを思うと、いても立ってもいられませんでしたが覚悟を決めました。(年末の資金繰りが不足していて、銀行に掛け合わねばならない事態だったこともあり‥‥)
入院してすることといったら、一日ごとに4時間の透析を受け、その合間には、肝臓の機能を維持するという静脈注射(確か、点滴だったと記憶)をする毎日でした。
これらの繰り返しの中で、肝機能が好転しているかの血液検査を頻繁にされて、毎日、先生が回診に回ってきて、少し下がったねとか、もう少し改善しないと退院できないね‥‥の繰り返しで日にちは経過してゆきました。
2週間ほど経過した頃、先生に質問しました。どうでしょうか、もう退院できるレベルになったでしょうかと‥‥。
先生曰く、確かに肝機能数値は下がってきてはいるが、まだ退院できるレベルではないので、もう少し入院したらと言うのです。
その当時の日記を見ると、その頃の肝機能数値(GOTやGPT)はともに、60前後と書かれていました。
それでもしつこく若い先生に質問しました。
退院して、様子を見たいので、どうすればよいのか教えて欲しいと。
先生曰く、透析のない日は、自宅か仕事場で横になって休むことができるなら退院を許可しましょうとのことでした。
すかさず、私はできますので明日にでも退院させてくださいと申しでていたことは言うまでもありません。

さあここからが、病気になった時、医者の言うことを100%受け入れか、それとも、独自の自己管理に徹するのか、迷うところですが、私は、この後の長きにわたって、C型肝炎による肝機能の維持改善には、一切医者の治療を受けずに、独自の自己管理を貫いています。
勿論、今日に至っても、目下のところ、肝硬変や肝ガンなどもなく、肝機能の状態も健常者並みの状態で推移しています。(3ヶ月毎の精密検査結果から)
その自己管理とは、あらゆる病気の90%の原因とされる、酸化ストレスを軽減してくれる自然発酵食品の常用でした。
それは、今でも正しかったと信じていますし、悔いはありません。
何よりも、腎不全と肝炎の私の身体を長い間守ってくれているのですから‥‥。
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