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12. 妻に催促されて病院に、そして、緊急透析に
事は重大な局面を迎えて、いよいよ自分でもやばいかなという気持ちが支配するようになりました。
もし、このまま妻の言うことも聞かず大変なことになったらと、ようやく重い腰をあげて病院に向うことにしました。
もう、この時は、透析イコール死という覚悟でしたので、妻の運転で病院に着いた時は、むしろ、開き直った変な気分になっていましたが、それもほんのつかの間、私の体調と自覚症状を診た医師は、これは大変な尿毒症であり、直ぐに緊急透析をしないと命があぶないと声を荒げたのです。
それからは、何が何だか分からないままに、そけい部の動脈から一時的なシャントが増設され、気が付いたときは、透析ベットに横たわっていました。

とにかくその時の気分は、ああ~、自分は救われたのだ、生きているのだと、むしろ一気に緊張感がほぐれ、それまで続いていた不安感が、逆に安心感安らぎのようなものを感じていました。
夕方、透析が終わった頃、個室に移されましたが、義理の弟や、子供たちも顔を出してくれ、何を隠しましょう、強い父を精一杯表現して、大丈夫だからと笑顔を見せたのを記憶しています。
でも内心は、これから、一日おきに透析をしてこの後何年生きられるのかといった不安がまた頭をよぎり、その晩は、まったく一睡もできずに朝を迎えました。
この当時の検査データ
| 腎機能の程度を表す血液検査項目 | |
クレアチニン値は、確か、緊急検査では16か18だったと思います。 |
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| クレアチニン値(Cr) | 16~18 |
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