こんにちは。
皆さんお元気ですか。
私の住んでいる富士宮には、日本のシンボルである富士山があります。
この富士山を、世界自然遺産に認定してもらえるよう静岡県が中心となり、動き始めています。
私は、お恥ずかしいながら、40年以上も、この町に住んでいながら、一度も富士山に登ることなく、
透析の身になってしまい、元気なうちに登っておくべきだったと思っています。
さて、今日は、先日からの続きで、どうしたら、慢性腎臓病で長生きできるか、そのカギを握っている
自己管理のあり方の一つの、電解質(カルシウム、リン)について私の体験から得た事を書いてみます。
ご承知のとおり、カルシウムもリンも、私たちの骨や生命を形成する大切な栄養素(電解質ミネラル)
ですが、腎臓病との関係においても、とても大切な栄養素です。
この大切な栄養素は、少なくても、多すぎでも、問題になり、透析前の慢性腎臓病者にあっては、
腎機能の悪化や合併症誘発、そして、透析者にあっては、いろいろな合併症を引き起こし、透析期間を
縮めてしまうのです。(予後の悪化)
カルシウムとリンは、健康な人では、よほどいい加減な食生活をしない限り正常値から外れる事はありませんが、腎臓病になると、これらの生体内恒常性をコントロールするホルモンが出なくなったり、腎臓
が毒素として排出できなくなります。
また、腎臓病で低たんぱくの食事療法をすることにより、カルシウム不足も生じやすくなります。
その結果、低カルシウムになったり、リンの値が高くなったりと、ミネラルバランスが崩れ、骨の異常や
動脈硬化、ガン等の発症などにも関係してきます。勿論、腎機能悪化にも拍車をかけます。
特に、近年、腎臓病にあっては、カルシウム値×リンの値が、55以下にコントロールすることが望ましいとされています。(特に、透析者にあっては)
この範囲内にコントロールするために、適切な食事療法と、薬剤の利用が必要になります。
皆さんは、カルシウムとリンのコントロールを、軽く考えていませんか。
透析になっても、一生涯、カルシウムとリンのコントロールに苦しめられるのです。
そのことだけはどうかご理解してください。




