このところ増えています、ご相談者の方には、御1人様ごとに毎日向きあっています。
きょうも、ご返事を差し上げましたので、それらの一端をご紹介します。
ご相談者の方々とは、最初の出会いが始って、長い方では10年以上のご縁、お付き合いが続いており、お互いに励ましあいながら頑張っています。
○○○○ 様
こんにちは。
過日にはメールにてご相談をいただき恐縮しております。
早速ですが、いくつかに及びご質問がありましたので、私の約30年に及ぶ腎臓病体験から得た知見、教訓を踏まえて以下のとおりお答えさせていただきますので、ご参考になれば幸いです。
とにかく、健康な人でも毎日の健康管理が大切ですが、まして、腎臓に障害がある人はなおさらの自己管理が求められます。
文末に、腎臓病の人の自己管理のあり方についても書いておきましたので、どうかご参考にしてください。
ご質問項目別のご回答について
☆ 入院して本格的な食事療法が必要か
可能なら教育入院も兼ねてご検討ください。
その理由は、慢性腎臓病では、一生に及び食事のあり方が病気の予後を決定づけますので、早い段階から、腎臓病での正しい食事のあり方について、ご本人自らその実態を勉強、吸収することをお奨めします。
入院がどうしてもご無理なら、食事指導を勉強会形式で行っている病院で受けられてもよいでしょう。
とにかく、しっかりした食事のあり方をマスター体現された人と、そうでない人では、長い間の病気の予後において大きな差が生じます事は間違いありません。
☆ クレアチニン値が元に戻る可能性があるのか、そのうえで、透析を回避することができるのか
何とも申し上げられません。
それは、少なくても、クレアチニンが、
0.9→1.21→1.34→1.44→1.3
と上昇傾向にありますので、このまま上昇し続けるのか、この程度の数値で安定し続けるのか、あるいは、少しずつ回復してゆくのか、私でも分かりません。
それを確かめる手段として、腎生検という検査がありますが、危険な事、そして、その検査を受けても、確実な治療法の選択に結びつかない事など私はお奨めしていません。
いづれにしても、今後、○○さんの腎機能がどのような経過を辿るかについては、神のみぞ知るとまでは云々しませんが、少なくても、○○さんご自身のこの病気に向き合う心構え、自己管理のあの方が大きく影響することは間違いありません。
☆ ノルディクウォーキングも含め、運動はしてもよいか
結構です。
ただし、条件があります。
それは、冬場や寒い季節での運動は極力控える事。
夏場でも、大量の汗をかく運動には,水分の補給も含めて,細心の注意を払う事。
運動する事で、気分が爽やかになり、ストレス解消になるなら、身体(腎臓)に負担をかけない範囲で楽しむ事も、自律神経安定化のためにはよいものと思います。
一に、冷え、二に、水分補給を心掛けてください。
日々の自己管理についてのアドバイス
- ストレスは腎臓病の大敵です。うまく、ストレスと付き合いましょう。
とにかく、腎臓病は、不安、心配、怒り、嫉妬などのストレスが持続しますと、腎機能は悪化し続けます。
これは、これまで約20年間腎臓病のご相談に与って来た私の体験事実なのです。
このことは、腎臓病に限らず、すべての病気においても証明されています。 - 医師の治療以外にできる自己管理を選択し、腎機能保護や、その後の合併症などの回避に努めること。
進行するタイプの腎臓病では、現代医療でも防ぐ事ができません。
そのため、少しでも腎機能悪化や合併症を防ぐべく、これに影響する要因の対策が自己管理としても必要と思っています。その要因とは、
- 腎臓病で影響を受ける、活性酸素障害対策
腎臓病では、初期の段階から透析に至るまで、活性酸素によるダメージを受ける事になります。
そこで、少しでも、これらのダメージを回避するために、抗酸化食品等のご利用をお奨めします。
(富士ヘルス取り扱いの、宮古島産パパイヤエンザイム・サプリメントをご参照ください) - カルシウム補給対策と、リンの摂り過ぎ対策
腎臓病でなくても、現代人は、カルシウム不足にあると発表されています。
まして、腎臓病で低たんぱく質の食事療法を行いますと、余計にカルシウム不足になります。
カルシウム不足が続きますと、カルシウムパラドックスが起こり、骨からカルシウムが血中に遊離してきて、動脈硬化等をはじめいろいろな悪さをします。
当然、このような状況が続くと、毛細血管が集中している、腎臓のネフロンという糸球体にも悪さをして、腎機能悪化に拍車をかけます。
これらの理由から、とにかく、カルシウム不足にならない食事が必要になりますが、だからと言って、カルシウムが多く含んでいる牛乳や魚の骨、肉等を食べるのもよくありません。
それは、これらの食べ物には、カルシウムも確かに含まれていますが、それと合わせて、リンも多く含まれていて、このリンが腎機能に悪さをするのです。
リンのことに触れましたので、ついでに書かせていただきます。
リンは、美味しい魚、肉、大豆製品などとにかく美味しい物には沢山含まれています。
また、加工食品にも保存料や品質改良剤等の目的で含まれています。(リン酸化合物)
そのように毎日の食事で意識しなければ、身体に取り込まれる、リンが実は、腎臓にとっても好ましくない栄養素なのです。
それを証拠に、腎不全から透析に至るまで、すべての医師は、患者にリンの摂り過ぎを厳重に注意するようになります。
これらの対策には、カルシウムが豊富で、リンが含まれていない栄養補助食品がありますので、ご参考にしてください。
(富士ヘルス扱いの、甲いかカルシウム食品は、腎臓病の方のために特別に開発していただいた栄養補助食品なのです) - 飲み物、食べ物の選択について
これから極力口にして欲しくない事を書きます。
コーラやサイダー、ファンタ等の清涼飲料水
加工食品類,特に、ハム・ソーセージ・インスタントラーメン等
これらの中には、腎臓に大敵なリンが含まれていますので、お奨めできません。
(どうしても、食べたければ、腎臓病の方にお奨めできる、腎臓病者用のこれらの食品がありますので、ご利用ください)
(富士ヘルス扱いの腎臓病者用食品) - 腎臓病で影響を受ける、活性酸素障害対策
- その他
扁摘パルス療法について
腎臓があまり悪くならない段階では、扁桃腺摘出パルス療法により、完治が確認されるとの報告もあります。
この治療を受けるか否かは別として、選択肢の一つとして、情報収集や参考意見を求めておくのもよいかも知れません。
ただし、○○さんの場合は、のう胞により腎臓に障害がでていますので、適用外かも知れませんね。
以上、私の長い腎臓病体験から学んだ一端の中からご回答とさせていただきましたが、ご不明な点はいつでもご相談ください。


