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■85才の腎不全者大先輩に向き合って■2009.10.11

こんにちは。

昨日は、以前に、私の腎臓病体験セミナーに参加された方がご相談に来られました。

Sさんという、市内在住の85才になられた大先輩です。

ご相談の主旨は、これまで比較的長い間安定していた腎機能が少しずつ悪化しだしてきたが、主治医から精密検査を勧められて迷っていると言うことです。

つまり、この年で、精密検査をすることに意義があるのか、どうすればよいのか斎藤さんの見解をお聞きしたいとの事です。

私には、過去に当時91才で透析を宣告された大先輩からご相談をいただき、現在は、95才で元気に透析をされておられる方がおられますが、このような大先輩を前にしてご相談を受けると、やはり緊張します。

Sさんの事に話を戻しますが、

Sさんは、過去に、心臓弁膜の手術とペースメーカーの埋め込み手術、そしてその後、心筋梗塞で、6本の血管入れ替え手術等をしてきたとのこと、これ以上の手術や身体をいためることはしたくないとの
思いを強くもっておられました。

Sさんも、今は95才で透析をうけておられる大先輩も、私に相談をされた時は、一様に、この年まで生きてきたので、後は、いつ死んでもよいので、とおっしゃっていましたが、透析ということについて、正直に私の体験をお話する中で、もう一度人生を生きてみようと考え方を切り替えていただいています。

このSさんについては、精密検査の中で、腎生検だけはするかしないか慎重に決断して欲しいとアドバイスしました。

私は、85才の方に、今さら、危険な腎生検は受けさせたくないのです。

何故なら、この検査をしても、腎機能を回復させるための治療手段には結びつかないわけで、考えられる腎出血の危険などを加味すると、やはり、受けさせたくないのです。

とにかく、約1時間程度のご相談の中で、Sさんが納得できなければ、医師が進める精密検査とやら、
それに基づく治療法についても、断る事ができるので、慎重に向き合って欲しいとお話しました。

ちなみに、私も、主治医が処方した薬の服用に納得、理解できなければ、一切、薬を拒否して飲みません。

結局、最終的には、自らの生命、いのちなのですから‥‥。

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