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■腎臓病の自己管理(飲水について)■2009.6.12

こんにちは。

きょうは、腎臓病の自己管理の中でも大変重要な飲水のあり方について私の長い体験や多くの同病者の皆様方の体験から学んだことを書いてみます。

昔から,腎臓病になると、足や顔がむくむようになると言われていますが、確かに、急性腎不全などでは、
急にむくみが生じることがありますので、このような場合には、医師の的確な治療により、むくみの改善をはからねばなりません。

しかし、慢性腎臓病の場合には、心臓の働きが弱っている人や、ネフローゼタイプの腎臓病の場合以外には,よほどの末期にならないとむくみは起きません。

eGFRで30ml/分/1.73㎡以下くらい、つまり、血清クレアチニン値では、4~5あるいはそれ以上にならないと普通ではむくみがきません。

むしろ、このころになると、尿がたくさん出るようになりますので、腎臓の機能が良くなってきていると勘違いすることもあります。

私も、透析前の段階では、本当によく尿がでていた記憶があります。

しかし、尿の色は健康な人の黄色な綺麗な尿ではなく、淡く水で薄めたような色の尿であり、最早老廃物を凝縮できない状態になっているため、水のような色をした尿が出るようになるのです。

このようになると、尿は水分としてはでてきますが、肝腎の老廃物は濾すことができなくなり、窒素の分解物資である、クレアチニンや尿素窒素等の値が上昇し続けるのです。

私の体験からは、このような腎不全の状態になったら主治医の指示に従った飲水を遵守した方がよいですが、それ以前の慢性腎炎や初期の腎不全等にあっては,むしろ積極的に水分をとるようにしたほうがよいものと思っています。

つまり,腎臓には、脱水状態を起こすような状態は好ましくないのです。

それを証拠に、マラソンや地震等で脱水症状を引き起こした方が、急性腎不全に陥り亡くなる事もるのです。

これは、急激に腎臓に流れ込む血液が少なくなり、いっきに,腎臓の機能が破壊されるのです。

したがって、主治医から水分の制限がなされない限り、水は多めに摂取した方が良いものと思います。

それも、できるだけ暖かい水がよいでしょう。

また、食事の時には,あまり水やお茶を取らない方がよいでしょう。胃液が薄まって消化を妨げるものと
思っています。

勿論,透析をする人にあっては、尿量と飲水量のバランスを見ながら、飲む水の量をコントロールすることは言うまでもありません。

注意して欲しいのは、サウナに入るときや、夏の暑いとき、マラソンなどをする時には、汗をかいてから水を補給するのではなく、事前に飲んでおくことを忘れないでください。

それほど、血液(水分)は、いろいろな臓器にとって大切なものなのです。

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