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■病気難民の現実を考えた一日■2009.5.6

こんにちは。

このところしばらくブログを書いていませんでしたが、今日は、このブログの目的である腎臓病やC型肝炎とは直接関係ありませんが、先日の静岡新聞に掲載されていた記事を引用しまして、私の主張を述べてみたいと思います。

国は,死亡原因がトップであるガン対策について、2007年にどの地域でも均一的な標準治療を目指す
「ガン対策基本法」を制定したが、標準治療を画一化するあまりそれから外れた患者が激増し、新「ガン難民」としてさまようようになったとこの新聞では報じています。

具体的に、この「ガン対策基本法」が制定される前と後での「ガン難民」の現状について次のように分析としています。

制定(2006年)以前
ガン難民となる人は、標準治療を受けられなかった患者さん

制定後(現在)
ガン難民となる人は、標準治療から外れた患者さんであり、具体的には
●標準治療が効かなくなった、副作用でできない。
●高齢、合併症などで最初から標準治療ができない。
●自分の意志、希望で標準治療を受けたくない。

そして、高橋豊千葉大学教授のコメントとして、多くの患者は、別の治療を希望している。ガンと闘わないわけではないとも言っておられる。

そして、興味深いデータもこの新聞では紹介している。

それは、ガンにかかったらどうしますかと聞いたら、

『最後まで戦う』と答えたのは、患者で81%いたのに対して、医師では19%に過ぎなかったとしている。

このように、ガンとい病だけでなく、私のような腎臓病で根治が見込めない病気を抱えた人や、C型肝炎で標準治療のインターフェロン療法を受けても治らない患者さんなんかもまったくこれと同じ現実がまっているのである。

もし、あなたが、ガンや慢性病でこのような病気難民になったらどうしますか、

例えば、標準治療でも根治が難しい慢性腎臓病の人では、民間療法や統合的な医療など別の治療を希望して翻弄することでしょう。

しかし、国は、標準治療以外の治療手段については、認めようとせず、その存在や情報提供等も行っていないため、もっぱら、患者さん個人の努力、意思に委ねられているのが現状です。

ガンになる人がますます増え、合わせて根治が困難な慢性腎臓病などの患者が増える現状にあってこの問題、課題は国民総意のもとに対策を講じることが求められるのではないでしょうか。

それぞれの病気ごとに、標準治療以外の治療手段を国は把握分析して、可能な限り国民に情報公開
知らせてはどうでしょうか。

医師の大半が、現代医学のみでは、国民、患者の希望に答えることができないと危機感を募らせていて、すでに一部の医師では標準治療よりも、これ以外の代替医療というのでしょうか、民間療法等も取り入れた患者さん本意の医療構築に向けて走り始めています。

私がこのところご縁をいただいた先生方も、結局、患者さんに役に立てない医療では、早晩、淘汰されるとの強い危機感をもたれて、謙虚になっていろいろな治療手段を模索、取り入れられようとされておられます。

このような先生方が台頭されておられることに、明るい希望を感じました。

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