おはようございます。
きょうは、アシュリーさんが亡くなられたというニュースを聞いて、心からのご冥福を祈らずにはおられませんでした。
ご承知の方もおられるものと存じますが、アシュリーさんは、プロジェリアという難病(200万人に1人)になり、今年17才で召されました。
この病気は、1年で約10才も老化する病気で、現代医学でも治療法がなく、アシュリーさんは、100才以上も生きたことになりますが、その生涯は、私たち人間にとって尊厳のある生き方をされたと、メデイアでは報道していました。
そのような難病を生まれながらにもち、17才まで全力で生き続けた彼女がいつも言い続けていた言葉が、人生は長さではない、どう生きるかである。
そして、自らに与えられたいのちを最後まで全うすることがこの世に生を受けた者の使命であると。
私も、アシュリーさんのような生き方ができればと思っています。
さて、今日からは、私も含めて、透析で長生きできるにはと題して、シリーズでその自己管理のあり方について書かせていただきます。
この連載ブログの内容については、透析20年の私の体験と、同じく、医師でありながら自らも透析をされておられる春木繁一先生(松江青葉クリニック院長)の公開記事をも交えて書いてゆきます。
一回目のきょうは、ドライウェイトの確認についてお話します。
透析をされておられる方は、百も承知のことと思いますが、透析になると、腎臓が体内の水分を排出、調整ができませんので、口から入るすべての飲料物に含まれる水分が体内(細胞内や血管内に)に溜ってしまいます。
そこで、一日おきに、溜まった水分を人工腎臓で濾過(除水)するのですが、その人の身体に最適な水分量(体重)を、専門語で、ドライウェイト(DW)と言います。
このDWの設定と管理は、透析患者が元気で長生きするための、もっとも大きな管理指標であり、この数値の設定は、医師任せでは無く、透析患者自らが一生自分の責任において管理してゆかないと長生きできないのです。
具体的には、DWの最適値を設定するには、透析中に水を引いていって、血圧が下がる一歩手前の体重がその人のDWですが、夏や冬では汗をかいたりして基礎体重が変化しますので、私も、鈴木先生も
+-300~500g程度の巾で、DWを変動させながら透析をおこなっています。
当然、主治医任せにするのではなく、体調や、その他の検査数値等をも考慮に入れて、自分の責任で、
DWを常に関し、変更しながら透析を続けているのです。
次回は、DWを最適にコントロールするための具体的指標について書きます。




