« 2009年03月 | メイン | 2009年05月 »

HOME > 2009年04月

2009年04月 アーカイブ

2009年04月01日

■腎臓病の人は、医師が処方する薬剤にも注意を払って欲しい■2009.4.1

こんにちは。

きょうは、私の透析仲間が実際にあった薬の怖さ(副作用)について書きます。

薬の副作用については、私も一昨年の10月に発症した、顔面抹消神経麻痺の時に用いたステロイド
内服薬によって、それまで安定していた肝機能が急激に悪化して、服用を中止したことがりますが、
今回お話する透析仲間の場合は、もっと深刻な副作用に見舞われたのです。

それは、透析の主治医から紹介されて、他の医療機関で診療処方された薬を飲んで、意識不明に陥ってしまったのです。

救急車で緊急医に搬送され、胃腸洗浄や心臓マッサージなどにより、ことなきを得て回復しましたが、
透析をしなければならないほどに腎臓が弱っている場合は、本当に、医師が処方する薬にも細心の注意を払う必要が不可欠であることを物語る出来事だったのです。

このことに関して、透析前の慢性腎炎や腎不全の方々はどのように向合えばよいのでしょうか。

私も、30年前に初期の腎炎になっていたとき、風邪や咽頭炎等で抗生物質や抗炎症剤等を服用した時、徐々に腎機能(クレアチニン値)が悪化していた記録が残っていましたが、このように、透析前の患者
さんにあっても細心の注意が必要です。

それは、特に新しい薬が処方された場合、その後の体調や腎機能の推移を自分で注意深く観察することがとても重要です。

特に、それまで安定していたクレアチニン値や尿素窒素(BUN)等が動き出したら、先ずは、薬の副作用
を疑ってください。

どうか、薬の事と医師や薬剤師に依存、任せないで、自己管理をおこなつてください。

2009年04月02日

■腎臓病では、血流をよくする『ふくらはぎマッサージ』も大切な自己管理■2009.4.2

おはようございます。

きょうは、腎臓病等の慢性病改善や日頃の健康管理には、当たり前ですが、全身の血流を良くすることがとても重要であるということを、『ふくらはぎマッサージ』を例にとって話してみます。

私は、先日のブログで、岡本裕医学博士が執筆出版された、『9割の病気は自分で治せる』と言う本についてご紹介しましたが、この本の中で先生は健康を保つ重要な事に、全身の血流をよくする、ふくらはぎマッサージを取り上げておられます。

その理由を先生は次のようにおっしゃっておられますので、本の文章を書き出してみます。

ふくらはぎには大量の血液がたまっています。

その溜まっている血液を心臓に戻してやるのが、ふくらはぎマッサージです。

心臓の容量は高々50~60mlなのに対して、全身の血流量は5000~6000mlです。

したがって、心臓に鞭打ってもさほど全身の血流が改善することはありません。むしろ、全身の血流を改善させるには、全身に溜まった血液を一気に戻してやることのほうが効果があります。

方法はいたって簡単で、一日に10~20分、アキレス腱のあたりから、膝に向ってゆっくりとマッサージ
します。それも、ふくらはぎの筋肉がほぐれる風呂あがりがいいかもしれません。

先生はこのようにおっしゃっていますが、普段、私達が通っている先生方ではこのような事は教えてくれません。

今、病気を予防し、改善するには、何はともあれ、私達の身体を支配、構成している細胞をチェックして、
その細胞を元気にすることであると、真の医療を志される先生方がおっしゃっています。

その細胞を元気にする、保つために一番大切なのが、実は、血流なのです。

私も、ふくらはぎマッサージを毎日行っています。

ただし、手で行うよりも簡単で効率的な方法で行っていますが、その方法は、生体電流と同じ電気治療ができる器械を用いています。

このことに興味があられる方は、ふくらはぎマッサージと内臓をトレーニングして、真の健康づくりを提唱
している、『内臓トレーニング協会』のホームページをご覧ください。

いづれにしても、普段、歩かない人や、運動をあまりしない人は、健康の元である、ふくらはぎマッサー
ジを生活習慣にしましよう。

2009年04月04日

■透析テクニシャンの健康感に触れて■2009.4.4

おはようございます。

ここ富士山麓でも桜が満開で、富士山の守り神社である富士宮の浅間大社では、ろうそくを灯して回廊祭りが厳かに行われます。
夜桜の風情とマッチして、とても神秘的です。

さて、私は、この20年間の間、同じ透析病院で透析を受け続けてきました。

それは、先生や看護師さんなどとも肉親以上の心の触れ合いも時にはみられ、本当に感謝感謝の日を過ごしてまいりました。

しかし、透析医療を順調に行うためには、透析器などの医療器を専門に操作音管理する国家資格を取得した技師さんも、縁の下の仕事をされておられるのです。

この方々のお仕事が大変重要であり、時には、透析器械のトラブルで、透析が予定通りできなくて待たされることや、透析中突然の停電で、自家発電への切り替えなど、本当に欠かせない役目を担っていただいているのです。

先日、透析中の合間に、この技師長さんと健康感についてお話する機会がありました。

私が、私のような一生透析に縛られる患者さんをみてこられて、ご自身のいのちや健康感については、
どのように思っておられるのでしょうかと、問い掛けてみました。

そしたら、それは斎藤さん、このように医療に関する仕事をしている身分であるので、絶対に自分は病気になりたくない、なったら恥であるとおっしゃっていました。

それでは、秘結はありますかと、さらに聞きましたら、残念ながら秘結はないと言いました。

どうしてと聞き返したら、病気は100%発症させない秘訣など無く、現に、毎年欠かさず人間ドックや健康診断をきちっとやっていて、医師から太鼓判を押された人でも、その半年後位に、心筋梗塞や脳梗塞
で帰らぬ人となったり、ガンで手術をすることになったり、その意味では、今の医学でも無力を感じているとおっしゃっていました。

逆に、何か良い手立てはないですかと質問されましたので、私が出会って自らも受けた、世界初の特許を得て行われている、新陳代謝評価スケール(細胞内検査)について説明しました。

これは、結局、病気になるのも健康でいられるのも、細胞が元気であることが基本であるのに、現在の医療診断では、このことが把握できない欠点を補うために開発された検査法であります。

この事については、このブログで追って書いて参りますのでお楽しみにしてください。

昨日は、私のお店に、この検査を実施している医療機関(先生)を教えて欲しいと、がんの患者さんが口コミで私のところを訪ねてこられましたので、私の体験を正直にお話しましたら、国立のガンセンター等でもそんな検査法はなかったと目を白黒しておりました。

この方も、おそらく、この新しい検査法を受けられて、元気になることでしよう。

2009年04月06日

■クレアチニン値が上昇しだしたら要注意■2009.4.6

こんにちは。

昨日、私の自宅に病気のご相談のことでお電話がありました。

60才前後の奥様で、時々、私のお店に来られておられるお客様ですが、このところ、心配事が昂じて
少し動いても身体が疲れて仕方がないとのことです。

私は医者ではないので、統合医療の診療で評判の先生をご紹介することにしました。

それは、ストレスの負荷をも視野に入れた診療がこの方には必要と思ったからです。

さて、慢性腎臓病の方々のご相談にあずかっていると、大方の人が、腎機能の程度を表す検査値が正常値の範囲にあるから大丈夫、心配ないと思っていますが、この考え方がとても危険なのです。

つまり、慢性腎臓病と診断されている方は、例え、クレアチニン値が正常値の範囲にあっても、腎臓の働きは、30~40%程度壊れかけていて、この時期がとても重要なのです。

特に、クレアチニン値が検査のたびに上昇しだしたら細心の注意が必要なのです。

それも、正常値を越えてきて上昇するようなら、余計に慎重な対処が求められます。

このことに関して、大方の医師は、クレアチニン値が正常値内にあれば、心配ないですよと患者さんを安心させますが、私の30年に及ぶ体験からも、この時期にどのようにこの病気と向合うかが、一生続く予後を左右することを分かって欲しいです。

2009年04月08日

■腎不全(透析)とワーファリン■2009.4.8

こんにちは。

今世の中は、あらゆる事象事で不安定で不確実な様相を呈しています。

世界経済や国内の経済しかり、政治や医療環境なども本当にひとりひとりが真剣に向合うことが求められる時代になっています。

例えば、私が生涯関ることになります透析医療にあっても、時に、患者個人が重大な選択をしなければならない場面に出くわすことがありますので、クスリと健康維持管理という観点から具体例を挙げてみたいと思います。

今回は、腎不全とワーファリンというクスリについて患者さんの事例を書きます。

心臓や血管の病気(動脈硬化等も含む)のある人に、血液を固まりにくくする薬にワーファリンというものがあります。

腎臓病の人では、透析前の患者さんに対してもその兆候があれば医師の処方で用いることになります。

特に、透析者で心臓にトラブルがある人の場合などでは、透析しながらこの薬を処方されることが結構
多いです。

本日も私の隣のベットで透析をされる仲間が、この薬を処方されているのに、副作用が心配なので先生に内緒で服用するのを中止していたのがバレてしまい、先生との間で口論になりかけました。

この方の場合、この薬の副作用で時々腸から出血したりしてその都度、服用量を変更されたり,出血を止める薬を飲んだりと,とても苦労されておられるところを拝見すると同情してしまいます。

もし,自分だったらどうしようかと‥‥。

いづれにしても、化学合成された薬には副作用がつきもので、このワーファリンという薬の副作用をあげただけでもざっと次のようになります。

鼻の出血,歯茎の出血,傷口からの多量の出血,血痰,皮膚の内出血,頭痛、手に力が入らない等々。

薬は、メリットとデメリットの両方を天秤にかけて、どうしても用いなければならないときは、デメリットについて注意深く観察し,医師任せにしないで対処したいものですが、こんな偉そうなことを言っても,その時にならないと決断できませんよね。

そんな私も、顔面神経麻痺になったとき、ステロイド剤を用いるか否か,迷った挙句、結局は期間限定
(一ヶ月)で利用してしまいました。

人間、いざとなると弱いものですね。

2009年04月09日

■患者さんの意識が変わり始めました■2009.4.9

おはようございます。

きょうはとても暖かく、気持ちよい朝を迎えました。とくに、私のように長きに及んで透析を受ける者にとっては、気候の良し悪しが体調や精神的にも影響してきます。

特に、気圧の大きな変動、例えば,台風がやってくるとか、低気圧で急に雨が降り出したとかにあっては、風邪のときにみられるような節々のうずきとか、頭痛などもみられます。

どっちにしても、このような気持ちの良い日は、いのちの洗濯をさせてもらえて嬉しいです。

さて、私たちは今、食生活が豊になって、医療が発達しているといわれているのに、糖尿病や腎臓病、
それにガンなどの病気に翻弄されています。

特に、ガンにあっては、女性の2人に1人,男性の3人に1人がかかると公表されています。

このような中で、生活習慣病(慢性病)の一部には、現代医学をもってしても根治できない病気が増えて
いますが、最近では,医師も患者さんもこのことに気づき始め、医療や病気になったときの対峙の仕方について大きな変革がおきています。

それは、薬偏重の医療ではこれらの病気が解決できないため、心有る医師にあっては、あらゆる手立てを講じて患者さんに向き合う先生方が増えています。

一方、患者さんも、医師任せにする人が多かったのですが、インターネットでの検索や、友人知人らの
情報収集や、セカンドオピニオンの積極的な応用など、本当は,遅すぎたかもしれませんが、本当に国民が必要とする医療や自己管理の選択実行に向って進んでいるようです。

そんな流れの一つに、病気の予防や治療は、細胞を診て、細胞を治療するという医師のグループも現れ,私は今,これらの先生方の動向を患者の1人として注意深くみまもっています。

そして,それらの先生方は、各地に台頭し始めており、現代の医療でも見捨てられたガン難民の人や、根治困難な慢性病難民の方々が、最後の拠り所を求めて殺到しばしめているのです。

医療や病気予防のあり方がひしひしと足音を立てて変わり続けています。

みなさんはどう感じていますか。

2009年04月13日

■元気の源。病にさえ感謝。■2009.4.13

きょうは、私が親しくお付き合いいただいています、IT関係の会社が地域に発信している情報誌の取材を受けましたので、お恥ずかしいですが、その情報誌4月号をブログに添付しました。

本当に多くの皆様方に支えられて、今を生きていることに感謝の毎日です。

皆さんも、ご自分の力、努力(自己管理)で病気を予防したり、改善できるよう向き合ってください。


PDFファイルを読む為にはAdobe Readerが必要となります。
AdobeサイトからDLして下さい。

2009年04月17日

■腎臓病で闘う親子さんのご相談に向き合って■2009.4.17

こんにちは。

少しばかりブログを書いていませんでしたが、その間、元気に透析を続けていました。

今、私の町富士宮市は、地域の食材を生かして、地食創健、つまり、地場で取れた新鮮な食べ物を食卓に載せて健康になろうという運動をおこなっています。

これを称して、フードバレーといっておりますが、有名な焼きそばに続いて、日本一の産地である、鱒を用いた新しい鱒料理も開発され全国に販売されます。

さて、このところ、私の体験を聞かせて欲しいといろいろな方からご相談があります。

先日も、長いこと娘さんの腎臓病に家族中で向き合ってこられたお父様からのご相談がありました。

この娘さんは、若いときに透析になり、その後、お母さんの腎臓を移植して暫く順調に過ごせていましたが、最近、移植した腎臓の機能が悪化してきて、近いうちにまた透析に戻るとの事でした。

お話をうかがっていて、神は何と無常であろうかと思わずにはおられませんでした。

ご相談の内容は、透析をするとすればどこの医療機関がよいのか、そして、医療費の手続きや合併症が出たときの対処の仕方等についてでしたが、娘さんの腎臓病に約30年以上家族中でつき合ってきた
お父様の苦悩が伝わってきて本当につらかったです。

今、腎臓病も糖尿病も慢性化すると容易に根治できない事が、医療側にも患者(国民)にも認識できるようになり、医師も患者ももがき翻弄するようなことになっています。

私は、自らもこれらの病気の当事者として、長年、このような病気の方々と向き合ってきましたが、とにかく、今の医療環境(慢性病時の薬物療法中心医療)のままでは、この国の将来がどうなるのか不安でたまりません。

少なくとも、今台頭している、あらゆる医療行為を駆使した、統合医療の研究と構築化がその鍵を握るものであり、それも、国上げて取り組むことが求められているのです。

みなさんはどう思いますか。

2009年04月18日

■医療難民の現実に、この国の将来を思う■2009.4.18

こんにちは。

今、日本は、国民医療費が膨張し続け、平成17年度で約33兆円となり、前年度比でも1兆円超の増加になっています。

私のように透析をしなければ生きれない人のためにも、約1兆3千億円程度の医療費が費やされています.

問題は、これらの膨大な医療費をもってしても救われない医療難民が日増しに増えていることを愁いているのは私だけでしょうか。

今、国が拠り所としているのは、薬物療法を中心とした現代医学ですが、慢性化する病気、例えば、糖尿病、腎臓病、それに肝臓病、ガンなどでは、必ずといっていいほど、難民になる人がおります。

つまり、もう治りませんよと宣告された人たちです。

よく観察すると、毎日のように、新聞の大きな紙面を飾り、C型肝炎の治療法について○○先生の講演会があります、今、インターフェロン治療では何割が治るようになりました‥‥と、大きく書かれていてます。

また、ガンの事についても、○○ガンは、何期で何割治るようになりましたと‥‥。

しかし、現実的には、C型肝炎にしろ、ガンにしろ、今の医療では治せない部類に該当する人々が存在し、この方たちは宣告を受けてから医療難民として民間療法などを頼りに翻弄し始めるのです。

問題は、現代の医療で治る,改善できる見込みのある人はよいが、医療難民になった人々をどのように
国として導いてゆくのか、これも重要な課題ですが私たちには見えてきません。

国を頼ってばかりいても仕方がありませんが、しかし、このままの医療環境や国民の健康管理の意識
レベルからみると将来が思いやられます。

つまり、医療(医者)に頼る、依存していれば、病気は治るという認識を根底から見直さなければならない
時にきているのです。

健康を維持し、病気を予防、治すのは、一人一人の自己管理によって可能になるということを、国民的運動にしてゆくことを叫びたいです。

きょうも、腎臓病や糖尿病、ガンの患者さんからのご相談に向き合い、ひしひしと感じました。

それは、いづれの患者さんも、医者を信じていれば病気は悪くならないし、治るものと思っていたと悔やんでいる現実があるからです。

さあ、立ち上がりましょう。

病気の予防、改善は、ひとりひとりの自己管理意識の昂揚と実行からを合言葉にできるように‥‥。

2009年04月19日

■慢性病での患者さんの意識に変化がみられ始めた■2009.4.19

こんにちは。

私の地元富士山麓では、富士山の地下層に染み込んだ水にバナジウムなどを含む自然水がいろいろな場所で湧き水となっていたり、汲み上げられたりして、地域の会社やアサヒ飲料などの大手企業なとがらも販売されています。

私が自営の店に通う道筋にも、バナジウム水をタンクローリーで運んできて、ボトルやポリタンクに小分けして販売するお店があり、今日も私が歩いてその店の前を通ってきたら、行列ができていて、とてもよい商売になっているようです。

その方々、すなわち、水を買いに来られる方々は、ほとんどの方々が、糖尿病か、その不安がある方々のようで、たかが水、されど水のように、水で自己管理の一助とする意識が垣間見える風景です。

そんな中で、私は先日のブログにて、生活習慣病すなわち慢性病では、医師に頼りきっては、予後に期待できないと書きましたが、それは次のような理由からです。

先ず、この20年間の間に私がご相談に預かってきました腎臓病や糖尿病,C型肝炎などの患者さんの大半が、長年同じ医師(医療)を信じてきたが、現実は結局悪化の一途をたどり、頼り切ってきたことが
間違いであったと猛省されておられるのです。

次に専門の臨床医の先生方からもその事を訴える、問い掛ける先生方が台頭しはじめているのです。

例えばこれも先日のブログでご紹介した、9割の病気は自分で治せというる本を書かれた岡本裕先生はこの本の中で次のようなことを正直に書かれています。

私が真剣に医療相談をしている理由として、

不必要な薬を処方したり、不必要な検査を勧めたりしなくてはいけない仕事は,少なくとも私にとっては、
ストレス負荷が大きすぎて,とても続けることができません。しかもそうしなければ普通に医者が勤らない
のであれば、臨床医を辞めるほか私には選択肢がありませんでした。

何と正直な先生でしよう。

このような先生方の台頭で、また、私のような体験者の切実な声などがいろいろな情報手段やメデイァ等の媒体で広く発信されはじめているので、ひとり一人の国民もこれからは賢くなり、自らのいのち健康は結局自らが主体になった自己管理により可能になるといった意識が浸透し,このような患者さんに真摯に向き合う先生方がよい医者として国民の支持を集めることでしょう。

私は、今、岡本先生のような医療哲学をもたれた先生方とのご縁ができつつあり、当たり前ですが,病気の予防や改善には、自己管理が主役になる意識の普及が図られるような国民的運動をこのような先生方や患者さん、そして、真のリーダー等の力を借りて起こしてゆけたらと思い始めています。

それが、透析で国や健康な国民の恩恵にあずかる私の使命ではないかと最近では悩みはじめています。

その節は、このような私に力を貸してください。

今日もこれから、医療難民になられた方のお宅に、自己管理のあり方について、私の体験をご説明するためにお邪魔します。

2009年04月21日

■慢性病と『ふくらはぎマッサージ』■2009.4.21

こんにちは。

富士山麓は雨模様で少し寒いです。

さて私のような慢性病(腎臓病)には、何よりも臓器そのものに血液を循環させることが大切ですが、これは、あらゆる病気発生の要因、出発点が血液循環の不良であることが分かってきたからであります。

したがって、今健康な人も、慢性病などを抱えている人も、身体全身の血液循環を良くすることが,日頃の自己管理として欠かせなくなります。

そのためには、できるだけ歩くことと識者は言っておられます。

前回もこのブログでご紹介しましたが、9割の病気は自分で治せるという本を出版された岡本先生も、
ふくらはぎには大量の血液がたまっているので、その溜まっている血液を心臓に戻してやるのが、ふくらはぎマッサージであり、何よりも歩くことが大切であると説いています。

もしなかなか散歩や運動などで、ふくらはぎを刺激できないような人の場合は、機械的な方法で、ふくらはぎや内臓を刺激する『内臓トレーニング』という手段がありますので、内臓トレーニング協会で検索してみてください。

私が以前に、自らの腎臓病体験を通して、あなただけは透析にさせたくないという思いで講演会の講師
をさせていただいた協会です。

確かに昔の人はよく身体の仕組みをわきまえて、自然な自己管理を心掛けたのですね。

2009年04月22日

■医者を選ぶのも自己の責任■2009.4.22

こんにちは。

今日はとても暖かく、ここ富士山麓でも夏を思わせる陽気です。

さて,今日は透析中にテレビで放映していた、大阪府の橋下知事の言動から、私の長い病気体験からの疑問と重ね合わせて私なりの本音を書いてみます。

橋下知事は、国が地方に対して一方的な支配行為を押し付けても、それが地方自治上で大きな過失等になっても、国は一切の責任を問われることが無いのはおかしいと明言されていました。

これと全く同じに論じることはできませんが、例えば、私が多くのご相談にあずかってきた中でも、医師と患者さんの関係で同じような事が起きています。

それは腎臓病等で同じ先生に長いこと診療を受けていて、その治療法が適切でなかったことによる、身体的ダメージが生じた場合、治療する側、つまり、医師に何らかの作為義務が存在しなければ行為の違法性(義務違反)が生じず、不作為を犯罪に問うことはできないとされています。

つまり、医師による治療行為が、最新の医療行為でなく、例えば50年前の医療行為であっても、医師側の明らかな不作為行為を立証できなければ患者さんはその結果を甘んじて受けなければならないということです。

だから、同じ医師に診療を受け続けていて、時間が経ってからその治療法が間違いであった、不適切であったと訴えても、その医師に明らかな不作為行為があったという立証ができなければ、患者さんがその結果責任を背負うことになるのです。

回りくどいことを書きましたが、つまり、私が申し上げたいことは、ただひとつ、根治が困難な私のような
病気(腎臓病やC型肝炎など)になったら、医師を選ぶのも、治療法を選択受け入れるのも、患者自らの
自己管理に委ねられることになるということを肝に銘じて欲しいのです。

今までどれほど多くの方が、この現実に遭遇され、悔やいているか私の記憶に蘇ってきます。

2009年04月23日

■透析で長生きするには(水分の管理、その①)■2009.4.23

おはようございます。

きょうは、アシュリーさんが亡くなられたというニュースを聞いて、心からのご冥福を祈らずにはおられませんでした。

ご承知の方もおられるものと存じますが、アシュリーさんは、プロジェリアという難病(200万人に1人)になり、今年17才で召されました。

この病気は、1年で約10才も老化する病気で、現代医学でも治療法がなく、アシュリーさんは、100才以上も生きたことになりますが、その生涯は、私たち人間にとって尊厳のある生き方をされたと、メデイアでは報道していました。

そのような難病を生まれながらにもち、17才まで全力で生き続けた彼女がいつも言い続けていた言葉が、人生は長さではない、どう生きるかである。
そして、自らに与えられたいのちを最後まで全うすることがこの世に生を受けた者の使命であると。

私も、アシュリーさんのような生き方ができればと思っています。

さて、今日からは、私も含めて、透析で長生きできるにはと題して、シリーズでその自己管理のあり方について書かせていただきます。

この連載ブログの内容については、透析20年の私の体験と、同じく、医師でありながら自らも透析をされておられる春木繁一先生(松江青葉クリニック院長)の公開記事をも交えて書いてゆきます。

一回目のきょうは、ドライウェイトの確認についてお話します。

透析をされておられる方は、百も承知のことと思いますが、透析になると、腎臓が体内の水分を排出、調整ができませんので、口から入るすべての飲料物に含まれる水分が体内(細胞内や血管内に)に溜ってしまいます。

そこで、一日おきに、溜まった水分を人工腎臓で濾過(除水)するのですが、その人の身体に最適な水分量(体重)を、専門語で、ドライウェイト(DW)と言います。

このDWの設定と管理は、透析患者が元気で長生きするための、もっとも大きな管理指標であり、この数値の設定は、医師任せでは無く、透析患者自らが一生自分の責任において管理してゆかないと長生きできないのです。

具体的には、DWの最適値を設定するには、透析中に水を引いていって、血圧が下がる一歩手前の体重がその人のDWですが、夏や冬では汗をかいたりして基礎体重が変化しますので、私も、鈴木先生も
+-300~500g程度の巾で、DWを変動させながら透析をおこなっています。

当然、主治医任せにするのではなく、体調や、その他の検査数値等をも考慮に入れて、自分の責任で、
DWを常に関し、変更しながら透析を続けているのです。

次回は、DWを最適にコントロールするための具体的指標について書きます。

2009年04月24日

■透析で長生きするためには(水分の管理、その②心胸比)■2009.4.24

今晩は。

今日はパソコンのサーバーのトラブルがありブログを今書いています。

透析で長生きするためと題して、昨日から水分の管理について書いていますが、きょうは透析する人にとってとっても大事な管理指標である心胸比について私の体験を交えて書かせていただきます。

心胸比とは、心臓の幅÷肺の幅×100で表わされ、この値は、体重に占める体内の水分量に比例することが分かっていますので、透析患者の基礎体重(ドライウェイト)の設定に用いられています。

この心胸比は、心臓の機能すなわち心拡大、心肥大の目安となるもので、正常値は健康な方でも
50%以下とされています。

この数値が大きくなると、余分な水分が体内に溜まっていることになり、そのような状態(常に、心胸比が50%を越すような状態)が続くといずれ心臓の機能が衰えて心臓のトラブルに見舞われます。

私の20年に及ぶ透析体験や、春木先生ご自身の透析体験、それに全国の透析者で20~30年と長生きされておられる方は、おしなべて46~48%で心胸比を維持管理しています。

ちなみに、私はこの20年間一回もこの範囲を外れたことはなく水分管理をしていますので、今のところ
心臓のトラブルや不安(不整脈等)はありません。

然し、これを維持するためには、大変な努力と自己管理が必要であり、まだ元気で仕事をさせていただくため、必死に頑張ってきましたことも事実です。

次回は、この心胸比を長生きできる最適の状態(46~48%)に保つためにはどうすればよいのか、私の
苦労談等を交えて書いてみます。

2009年04月27日

■透析で長生きするには(水分の管理その③,日々の体重管理について)■2009.4.27

こんにちは。

私は先週の土曜日と日曜日を利用して生まれ故郷である会津の実家に墓参りに出かけました。

あいにくの雨でしたが、妹夫婦が行き帰りを送り迎えしてくれて、実家には、兄弟が6人揃って、私たち夫婦を迎えてくれました。

本当に兄弟というものはいいもので、また元気をもらいながら帰途につきました。

ただ、淋しかったのは、私が小さい時分の今ごろは、周囲一面が代かきが終わって田植え前の水田で
それは見事な風景でしたが、今は、休耕田ばかりになり、雑草が生茂る風情に何とも言えない思いで
車窓に目をやりながら会津をあとにしました。

さて、透析で長生きするには、何と言っても、水分管理が重要なキーワードになるとこのブログで書いてきましたが、その管理指標として、ドライウエィト設定の適切化と、心胸比の管理を46~48%で行うべしとも書きました。

今日はこれらの管理指標を満足するためには、毎日の体重管理をどのようにすれば良いのかについて書いて見ます。

それは、毎日増加する体重を自らの基礎体重(ドライウエィト)の3~4%におさまるように体重をコントロ
ールすることが重要となります。

つまり、体重が60㎏の透析者であれば、一日おきに増える体重の増加分は、1.8~2.4㎏内に収まるよう食事管理を行うことになります。

これは,心臓に負担をかけないで、1回の透析で除水できる最大の長い間の経験則から割り出されたもので、これを越えるような体重増加で透析を続けると,やがて心臓が音を上げてダメになってしまい、いのちを落とすことになるのです。

まさに、みずからのいのちとの戦いを強いられるのです。

私は,今のところ20年間,日々この範囲での体重管理で推移していますが、時々、もういいっかと言う気持ちになることがありますが、いざとなるとやっぱりまだ命が惜しいので、無意識に水を口にすることをためらっているのです。

こんなことを繰り返しながら透析を続け、もう20年が過ぎました。

2009年04月28日

■透析で長生きするには(水分管理その④,日々のチェック)■2009.4.28

こんにちは。

豚インフルエンザがメキシコで発生し世界中で監視体制が敷かれようとしていますが、免疫力のあるまだ若い人たちで重症化するとのことで、まだ詳細は不明のようです。

とにかく、備えあれば憂いなしのごとく、とりあえず、外出する時には、マスクを着用(特に,人ごみのあるところでは)し、うがいや,手洗い等も心掛けたいです。

これからどうなってゆくのかは誰にも予測できないようなので、まあ,心配しないことにしましょう。

さて、透析をされておられる方に、長生きをするために大切な水分管理について、私の20年間の体験や透析をされておられる春木先生のご見解などを踏まえて書いてきましたが、今日は、水分管理をするのに日々行う浮腫のチェック方法などを述べてみます。

まず、手首の浮腫を、シャントと反対側の手首で時々チエックします。

長年経験していますと、親指と人中指で手首の周囲を囲みますと、その間隔(親指と中指の隙間)でおおよそどれくらい水分が溜まっているか分かります。(体重計に乗らなくても)

また、春木先生の自己管理方では、

①として、額(ひたえ)の皮膚を手の親指と人差し指で横に「挟もうとする」ことである。もし浮腫がない場合、少ない場合は、指同士がすべってうまく皮膚がつまめない。もし、横に十分につまめたらある程度の
浮腫が存在することを示す。要注意と思うべきとされている。
私も、最近、手首のチェックと併せてこの方法を併用している。

②同じ要領で頭皮をつまむことである。頭の皮膚の下はすぐに骨がある。従って、ここは、通常皮膚はつまみにくい。ここの皮膚がつまめるということは、皮膚と骨の間に水が溜まっていることを示すのである。

他に、まだ水分を監視、チエックする方法があるが、次回に書きます。

2009年04月30日

■透析で長生きするには(水分の管理、その④、日々浮腫のチェックを)■2009.4.30

こんにちは。

今、新型インフルエンザ渦で、私のような慢性腎不全で透析をしている人はどうなるのか心配ですが、
まあ、これからどのようになるのかは神のみぞ知るで、あまり心配しないことにしています。

しかし、防御は最大の武器といわれるように、自分でできることは悔いの無いように準備、自己管理すべきと思い、とりあえず、昨日は、2週間分の食糧を買いにいってきました。(自宅から出れなくなった場合に備えて)

勿論、マスクも準備しました。

皆さんはいかがでしょうか。

そのような中でも、私のような透析者は、日々の水分管理を行わなければなりませんが、今日も、水分管理の続きを書いてみます。

前回は、水分のたまり具合について、額(ひたえ)の皮膚のつまみ具合を見る方法、そして、頭皮のつまみ具合を見る方法について説明しましたが、今回は、健康な人でも水分によるむくみとして感覚的に分かっている足(下肢)のむくみを見る方法について説明します。

つまり、足(下肢)を指で押さえて見て(「へこみ」ができるような浮腫が確認されるようなら、水が溜まっている証拠であり、日々の体重(水分)かんりに注意を払う必要となります。

また、春木先生に依れば、指輪をはめておられる方が、回りにくかったり、指に食い込んでいるようなら、これも、同様に水分管理しなくてはならないとおっしゃっています。

いづれにしても、透析者にとっては、体重管理(水分管理)の良し悪しが、予後(寿命)や日々の体調に大きく影響してきますので、ここはしっかりと押さえておきたいものです。

次回、水分管理の最終回は、春木先生の秘結もふまえて、透析日に気をつけたい注意ポイントについて述べてみます。

お気軽にお電話下さい。
メール、お電話(0544-29-6090)、FAX(0544-23-9339)にてお願いします。