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■患者が賢くならないと真の医療改革は進まない■2008.8.2

昔から、医療改革は、多くの患者さんの犠牲のもとになされてきたことは申すのでもありません。

例えば、私のようなC型肝炎者の人々が、この病気で闘病を続けながら、危険を覚悟で、新薬(インターフェロンなど)の治験に協力したりしてきたからこそ、インターフェロン療法の道が開けてきたのです。

しかし、一方で、患者が賢くならないと、結局は、患者自身が病気を悪化させたり、不健康に追い込まれる現象が今こうしている間にも、起こっているのです。

そのひとつに、薬害の問題があります。

今朝も、朝から、私にご相談がありましたのでご紹介します。

この方は、慢性腎不全の方で、約1年程度は腎機能が安定していましたが、このところ若干腎機能の
程度を示すクレアチニン値が上昇してきたので、医者から処方されている薬の内容について、調べた
そうです。

そしたら、何と、一年も前から、総コレステロールが120~170程度で安定しているのに、コレステロール
を下げる薬が2種類出ていたそうで、本人も気にしないままに続けていたそうです。

それならまだしも、今年の5月から、さらに、メバロチン錠が処方されたそうで、その後の検査数値は、
何と110を下回るような結果だそうです。(メバチロンは、コレステロールを下げる薬)

そこで、メバチロンが処方されていた時に添付されてきた注意書きを確認したら、次のようなことが書い
てありましたとのことです。
●メバロチンは、血液中のコレステロールを減らすおくすりです。
●このお薬は、筋肉の副作用としてごくまれに、「横紋筋融解症」が起こる事が知られています。
●副作用はどんな薬にもありますが、早期発見・処置を行えば‥‥
●「横紋筋融解症」とは筋肉の成分(ミオグロビン)が血液中に溶け出す病気で、腎機能が低下し、腎   不全になることもあります。

早速、主治医に相談したら、「どんな薬にもそういう注意書きは入っていますよ。」心配ないですから、
服用してくださいと。‥‥。

さあ、あなたたならどうしますか。

私は、この方に次のようにアドバイスしました。

再度、主治医に、次のことをご質問されたらどうですかと‥‥。

総コレステロールが120程度と極端に低いのに、まだ、メバロチンも含めて服用する必要があるのですか、それとも、総コレステロールを限りなく低めに誘導することにより、腎機能の悪化が抑制されるという
ような科学的根拠があって処方されているのですか。

いづれにせよ、このような患者との真剣なやりとりがなければ、医療の現場でも、意識改革が停滞し、
ますます患者は、おきざりにされることでしよう。

1人1人が賢くなる時がきました。

皆さん、声をあげてください。


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