いよいよ、北海道の洞爺湖にて、サミットが開催されます。
今回のテーマは、地球環境問題・食糧問題・経済格差問題とされていますが、何故、サミツトと、本日のタイトルに関係があるのか不思議に思いませんか。
理由は二つあります。
一つは、人間が生命を維持、健康でいられるためには、食べ物、すなわち、食糧が欠かせません。
つまり、食はいのちなのです。
その食について、今、世界では2つの課題が進行しています。
貧しくて、いのちや健康さえ維持できないで要る食糧不足に陥っている国々の人々。
そして、日本のように、大半の国民は、飽食(食べ過ぎ)で糖尿病や腎臓病などの病気になり、医療費
増加に歯止めがかからないでいる人々。
これらの中で、特に後者にあっては、先進国に激増している慢性腎臓病(CKD)の大きな要因と思っています。
勿論、世界の人々が、健康で過ごすためには、その食物を栽培する基本的環境である、地球環境の維持改善が不可欠であり、合わせて、経済格差問題も、すべて、最終的には、私たちが人間らしく、尊厳
ある生き方ができるかにすべて関わっています。
たんぱく質が足りないよ の国策から たんぱく質の取りすぎよ の国策にすべきと思う
私は、この30年間、慢性腎臓病(CKD)で食事療法を継続してきましたが、平均すると、一日当たりの
たんぱく質摂取量は約40g前後で推移しています。(国の示す栄養所領量の約半分強のレベル)
昔は(戦後から、昭和40年位まで)、貧しくて、肉や魚などのたんぱく質の食べ物は、今のように毎日
食べられる環境にはありませんでした。
その頃の国民健康調査では、たんぱく質が不足すると、血管の老化すなわち動脈硬化が強くなり、脳疾患や心臓疾患が多発するということで、国は、国民に呼びかけて、たんぱく質をもっと摂ろうよ、と、
栄養改善運動を展開したのです。
でも、現在は、どうでしょうか。
先日の、たけしのテレビ番組(本当は怖い家庭の医学)にゲスト参加されていた7人の中で、実に、5人
の方が、慢性腎臓病(CKD)の予備軍なのです。
私は、これらの現実から、声を大きくして叫びたいです。
国は、慢性腎臓病撲滅のためにも、腎臓に負担をかけるたんぱく質(肉や魚など)について、摂り過ぎないように栄養所要量を改定して、国挙げて取り組んで欲しいと思っています。
先進国の日本やアメリカなどで、飽食、食べ過ぎを改めることが、サミットの議題である、食糧問題や地球環境改善に役立つことは間違いありません。
私は、これからも腎臓病と共存するために、身体を維持できる、必要最少量のエネルギー、特に、たんぱく質のコントロールに気をつけてまいります。
何故なら、慢性腎臓病を維持、改善するヒントのひとつが、たんぱく質やリンの取りすぎにあるからです。
そのような関心をもって、サミットのニュースをみたいです。


