どんな病気でも、最初は、医者の世話になりますが、世話になり続けても改善しなかったり、希望するような治療成果が得られない場合あなたはどうしますか。
私は、これまで多くの慢性腎臓病の方々の悩み事やご相談にあずかってきましたが、こと、慢性腎臓病
にあっては、絶対に医者任せにしてはいけないという現実に幾度も遭遇してきました。
本日も、福岡の方からの二回目のご相談内容に触れさせていただきます。
この方は、十年前から健康診断で慢性腎臓病を指摘され、当時から、クレアチニン値は2.0程度で推移していたそうですが、その間、先生からは、食事指導や食事療法の話は一切なかったということです。
(腎臓病学会等では、慢性腎臓病時における食事指導ガイドラインとして叫ばれているのに、何の指導もしないということは信じれません)
そして、また、2ケ月前からようやく食事療法の指導があり実行しているが、2ケ月間で、体重が4㎏減少したとのこと、これも私には信じれません。(医者は、体重を減らしましょうとのことです)
つまり、たんぱく制限を含む食事療法を開始した時は、エネルギー不足に陥りがちなので、体たんぱくの分解(筋肉などが燃える)が起こらないように充分注意することとなっているのです。
当然、この2ケ月間で、クレアチニン値は、2.2から2.6になったそうです。
皆さんは、これらの現実をみてどう思われますか。
私は、医者と患者さん双方に、病気(慢性腎臓病)に対する問題意識の欠如があるものと思っていす。
つまり、医者は、せめて、最低標準の腎臓病時における食事指導のあり方を学んで欲しいし、患者さんに医療行為として実行して欲しいのです。
患者さんには、医者任せでは、その医者の医療水準でご自分の病気の予後が決定づけられることもあるので、根治が困難な慢性病時にあっては、絶対に医者任せにしないで、しっかり、自分の病気のことを勉強、理解し、時には、医者以上の知識を活かして、悔いのない選択をして欲しいといつも思っています。
でも良かったです。
これで、クレアチニン値が、3.0位になると、あとは、坂をころがるように腎機能は悪化し続ける傾向が強いです。
まだ、この方の場合、食事療法や自己管理の仕方によっては、希望が持てます。
どうか、頑張ってください。




